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童謡として歌われているあのアヴィニョン橋(サン・ベネゼ橋)、名前にひかれて列車を降りてしまいました。ジャック・ドゥセのコレクションによるアングラドン美術館(Musee Angladon)に足を運び、さして広くもない館内を時間をかけてじっくり見て回りました。何と言ってもアングラドン美術館で一番目立つのはモジリアーニの「ピンクの服の少女」で、その存在感が光っていました。また、ゴッホ、ルオー、ドガ、藤田など印象派の画家を中心とした絵画が所狭しと展示されています。とても小粋なスポット。 |
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飛び込んだホテルは駅から近いコルベール(Colbert)、誠実な主人の話し方が私達をひきつけ、ここに決めました。小さく清潔な室内、趣味の良いインテリア、そしてカラフルで魅力的なこじんまりしたパティオ、狭いという点を除けば何も言う事はありません。食堂は少しゴチャゴチャ感があるインテリアですが、女性を惹き付ける雰囲気を備えていて、奥さんが作る朝食が美味しく、私達の胃袋を満たしてくれます。また翌日食堂で出会った日本の方がNHK交響楽団のヴァイオリニストで、アングラドン美術館でも出くわしていました。少し長めの休暇をとって、ウィーンからこのアヴィニョンに入って来たそうで、今夜か明日の音楽祭を見に行くそうだ。私達はこの日ここを離れることになっていたので残念ながらこのコンサートは聴くことができませんでした。 Hotel Le Colbert http://www.lecolbert-hotel.com/ |
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ホテルコルベールの主人おすすめのビストロに夜遅くに席をとりましたが、少し肌寒いのにテラス席にすわりました。料理はうさぎの肉を添えたリゾットで、まるでイタリアンのようですが、味はしっかりフレンチで、結構美味しく、またデザートも熱いものと冷たいものが一緒に味わえる食感でたまりませんでした。 |
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アヴィニョン駅を出て、広い大通りを真っすぐ10数分ほど歩いていくと、法王庁宮殿にぶつかり、その先を左方面に下るように歩くと、アヴィニョン橋が見渡せる場所に出ます。このアヴィニョン橋は数回の洪水で橋の半分がなくなっていますが、淋しそうなたたずまいが印象的でした。この広い大通りはオシャレな店や、カフェが散在しているので、歩いていても楽しくなり、特に今日は何かフェステバルがあるようで宮殿の前ではパフォーマンスがくり広げられていました。アヴィニョン橋の近くで少し変わった女性に声をかけられ、建物の色をアレコレ聞かれましたが、良くわかりません。インドで育った方のようで、今でもきっと同じ場所で旅人に何かを聞いているかもしれません。 |
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