空欄
オランジュリー美術館の展示室 オランジュリー美術館の正面

ロダンの彫刻「接吻」

オランジュリー美術館の展示室
 

ジヴェルニー Giverny のモネの家を見たら、やはりパリにあるオランジュリー美術館 Musée de l'Orangerie のモネの睡蓮を観に行かなくてはなりません。ルノアール、マティス、ピカソなどのよく知られている絵画をみた後に、いよいよモネの円形の展示室に足をふみ入れました。天井から採光するやわらかな自然の光に映し出されたモネの睡蓮の壁画はまさに幽玄の美と言ってもさしつかえのない情景です。モネの睡蓮の展示室は2つあってどちらも感動ものなので、まだ行っていない方は是非観に行ってもらいたいものです。オランジュリー美術館はさして広くはないのですが、なんとなく質の高い作品が展示されているような気がします。特にルノアールの作品が多かったです。

 
ドビュッシー ショーソンの娘おぼしき人とピアノを連弾しているドビュッシー
マリアンヌ・ストークスの絵
ドビュッシーと彼の楽譜、コレクションなど
 

オランジュリー美術館を訪ねた時に、丁度ドビュッシー(Claude debussy)生誕150年祭という催しものが開かれていたので、その展示室を観てまわりました。かなり暗く、クネクネと曲がっている展示室にはドビュッシー本人が描いた絵や、彼と親交のあった画家、詩人、著名人の作品がびっしりと展示され、当時のジャポニズムを反映してか、浮世絵もたくさん飾られていました。しかし音楽界の印象派と呼ばれていたドビュッシーは好色家で、少し変わった曲をつくることで知られていますが、やはり天才と呼ばれる人はそんなものなのでしょうか? フライヤーからはマリアンヌ・ストークスの絵画(右下)や彼がショーソンの娘らしき人と連弾している写真(右上)がみてとれます。(画像はすべてフライヤーから転載)

 
ルノアールのルロール姉妹 モーリス・ドニの絵
エドゥアール・マネの絵
 

その後「ドビュッシー、音楽と美術」がブリジストン美術館で開かれるということなので、早速観に行ってきましたが、こちらの方はオランジュリー美術館で展示されていた作品だけではなく、オルセー美術館、ブリジストン美術館所蔵の作品も出品されていたのでかなりスケールの大きい展覧会でした。特に彫刻の作品が多かったように思います。(画像はすべてフライヤーから転載)

ロートレック美術館マティスのロザリオ礼拝堂マティス美術館アングラドン美術館グリマルディ城美術館ジベルニーのモネの家
オランジュリー美術館|オルセーとルーブル美術館南部フランスの街パリの街色々パリジェンヌ

▲my photo トップへ戻る